なぜ治癒力が身体を整えるのか?
治癒力は、ほぼ全ての人に備わっている当たり前の能力です!
転んでケガをすれば自然と身体は傷口を再生しようとします。
骨折をすると破骨と再骨のバランスが合えば自然と治ってしまいます。
ウイルス・細菌が体内に入れば発熱や下痢で体内を上手く掃除する機能も備わっています。
これらは、本来のバランスを保つ恒常性の維持、ホメオスタシスと医学的には言います。
私の治療も私が治しているのでなく、その人の治す力【治癒力】を引き出すことで未病や病を改善していくよう働きかけます。
なぜ治癒力の話をしているのかと言うと人はあらゆる病にたいしてどんな治療をしても最終的には本人の治す力がなければ回復は難しいからです!
例えば、ガンのお話をすると医学の世界では三大医療で治療することが多いです。
抗がん剤で治療した時、あらゆる副作用があります。
副作用と言っても実際に髪が抜けたり、見た目も虚弱になるように身体に悪い影響があるので医原病と言っても過言ではないですが薬の服用ではこれらの症状を改善することは難しいと思います。
ただ虚弱になるのはガンの影響だ、との意見もあるかも知れませんがここは観察する上で大切なポイントだと思います。
どちらにせよ悪い状態を戻すには【治癒力】が重要になるのは間違いないです。
治癒力が働くと免疫細胞も働き、ガン細胞をも食べる能力もあり、身体を正常に戻そうとします。
脳の思考のクセも最近では身体に影響があることが知られています。
心の作用とも言い、負の感情が続くと脳内分泌ホルモンや自律神経のバランスが崩れるなど実体のある身体に影響を与えます。
脳の思考のクセも病が治っていく過程を把握すると前向きになります。
すると前向きの心は体内でも自律神経が安定したり、内分泌系にも変化はあります。
もうひとつ心と身体の関係について
例えば、怒りの感情は実際に頭に血がのぼり血圧が上がるように実体のある身体に影響があります。
感情のバランスも治癒力が発揮されると【いつの間にか】改善しています。
まずは【治す力がある】当たり前な話ですがここを改めて認識していただければ様々な病の改善に役立つ可能性もあがります。