【自律神経失調症】意識と無意識でわかる原因不明の正体!
意識と無意識が及ぼす身体の関係について
近年多くみられる原因不明の病は意識と無意識の働きが少なからず関係しています。
まずこの現象を解説するには仕組みを知る必要があります。
【意識と無意識】
氷山の一角、ピラミッドでイメージできるように意識と無意識または顕在意識と潜在意識を上手く当てはめることができます。
氷山で例えられる場合、一角が意識で水面下が無意識になります。
この構造は人間の働きに大きく関係します。
まず、意識は日常生活の時によく働き、睡眠に向かうと水面下の無意識に移ります。
このとき水面下の無意識は睡眠中に夢をみたり、身体も無意識に機能している状態です。
簡単に言うとピラミッドでは頂上が覚醒状態になり、下に行くと脳波も
ベータ波→アルファ波→シータ波→デルタ波
となり、意識状態が変化していきます。
ただピラミッド構造は一辺倒ではなく、身体の違う面も表現できます!
それは日常生活(覚醒時)でも意識と無意識が働いています。
分かりやすく例えると車の運転があげられます。
教習所で初めて車に乗る時に、アクセルの位置、ブレーキの位置、回りの確認など意識的に一つ一つ行います。
これが意識を使う状態です。
そして、教習所を出て運転に慣れてくると当たり前のようにアクセル、ブレーキ、レバーを引くことを無意識に行います。
この状態が身体の自動運転である無意識の力です。(複雑なことを毎回こなす能力)
※車の運転以外にたくさんあります。
ゲームの操作、家電の操作、スポーツ、仕事など、はじめは意識的にそして自動運転(慣れるまで)になるまで身体は意識して操作します。
このようにすべての物事は意識と無意識が大きく作用しています。
では話を戻しますが、なぜ原因不明の病と意識と無意識が関係するのか?と言うと
それは意識と無意識が本来、無意識で行っていた作業が意識的になったり、自分の意思とは関係なく動く無意識の暴走とそれぞれ混濁が起きているためです!
これを意識と無意識の混濁とします。
身体に当てはめると逆算的に自律神経なども意識と無意識は関係します。
自律神経は自動調整の要であり、すべての臓器は機能を精密に調整されています。
ただ、精密な調整が狂うことで病院ではわからない原因不明の症状が出てきてしまい、日常生活にも支障をきたしてしまいます。
【治し方】
症状が大きい場合は、自分で改善することは正直難しいと思われます。
ただ、原因がわかる場合は自分で改善できる可能性があります。
例えば、環境が原因
・この職場で務めだしてから体調不良になった
・学校に行きたくない
のような環境が明らかな原因の場合は、その人で治し方が違いますが環境ひとつで改善していきます。
具体的に言うと思考拡張やメンタルトレーニングがあり、
思考拡張では、自分の視野を広げています。現時点の思考では狭く感じても価値観や考え方で思考のループが抜け出せます。
学校に行きたくない場合は、学校内がすべてと思い込んで塞いでいたけど、、違う世界を認識できる。
例えば、料理が好きな人、料理をしていると嫌なことが浮かばないことを認識できた時、今の環境と将来を考え、自分の行動も変わります。
極端な話、中学生で学校へ行きたくない人も自分の好きな料理ができる環境にある場合、身体に無駄なストレスもなく、良い刺激になります。
個人的には成人すれば、人に良いものを提供しお金を頂くことが生活を占めるので学歴社会はあまり重要視していないです。
このように常識に捕らわれないと様々な視点が得られます。
メンタルトレーニングでは、精神を強くするための行動が基本です。
呼吸法も有効ですし、職場でも訓練法があります。
ひとつ例をあげると、職場でダメな人(感情を動かされる人)と対面し利用すると決めることでその人はありがたい存在に変わります。
対面の時に自分の感情はどうなるのか?変化を観察し、ゲームのように楽しむ感覚をつくります。
これをメンタルトレーニングと思い訓練することで自分は損している感情だけでなく精神を鍛えられる環境にあると捉えることで意味を生み出します。
(※あまり酷い職場は身体に悪いので辞めることをおすすめします)
精神と身体は一心同体であるため精神のダメージは肉体面の意識・無意識のバランスも崩します。
この原理原則を知っておくだけでも解決の糸口がわかりますのでぜひ参考にしてください。