【癒心健身】治療家が伝える治癒力のつくり方  

健康は1日1日の積み重ねが左右します!そのための知識・コツをお伝えしていくブログです。

【治療の目的】徐々に薬を減らせる身体にしていくために必要な知識

現在日本では、多くの人が薬を服用しているようです。

なかには薬が手放せない環境の方もおられ、特に日本は薬の消費率が世界と比べるとダントツで高いです! 

薬のメリットとしては強制的に症状を緩和する機能の反面、デメリットはとても多いものがほとんどです。

・副作用が複数ある

・新薬はどちらに転がるかわからない

・依存性がある(実は治っていない)

・添付文書に書かれていた副作用が主な身体の悩みになっている

ですので私の治療目的としては、薬を徐々に減らせる身体にしていくことは優先的に必要と感じています。

一般的には、症状があった時に薬を服用します。

しかし、症状がないのに服用してしまう習慣化されている人もおられるため客観的に身体を認識しなければなりません。

薬を飲まれている方は、その薬をいつまで飲まれるのか又薬には副作用がまったくないのか、弊害がないのかなどが付きまといますし、身体の治癒力を引き出す治療が難しくなっていくからです。 

では、なぜ薬が治癒力を引き出しづらいのかと言うと、もう一度お伝えすると『薬は症状を抑えるため身体を強制』するからです。

強制力は治癒力とは別物になります!

例えば、高血圧をテーマに書きます。 

数値が高くなると処方として薬は降圧剤を出します。

降圧剤は高くなった血圧を下げる効果があります。 

【治癒力からみる高血圧】

治癒力の面で診ると、血圧は血の圧力です。

現在の身体に必要な圧力を心臓が判断して機能しているだけで高血圧は異常ではありません。

簡単に言うとその人にとって必要な圧だったため結果的に高くなった。 

なぜ、血の圧力を高くしないといけないのかと言うと

加齢による血液血管の老化や不摂生による血液血管のダメージによって全身に血を送る力をあげないといけないからです!

仮に無意味に血圧が上がるのであれば、それはもう身体の恒常性の維持の機能を失っているとも言えます。 

まず全身の血管は地球約2周半(10万キロ)の長さがあり、それを心臓のポンプは圧を調整して全身に栄養や酸素などを運びます。 

【薬による負担】

例えば、血圧150で全身の血管にめぐっていた血液が薬で強制的に下げることで全身に行き渡らなくなります。

身体は全身に血を送ろうと反発します。

ただ薬の効果が切れるとまた同じ150にもどり、血圧に大きな落差があるので身体の負担も大きくなります。

心臓が必要だった圧を強制的に下げてしまうと身体は混乱し、心臓にもさらなる負荷を与えてしまいます。  

これが強制力と身体の治癒力の違いです。 

【治癒力の場合】

治癒力からみる治し方は、原因は血圧が高いことではなく、血液血管が治癒していけば自然と血圧は下がる。と言う理論です。

(※あまりに高い場合や心臓の手術をされている方は医師との相談は必要)

血圧が分かりやすいので解説しましたが頭痛や婦人科系なども大まかには同じです。

長期間、薬を使用し続けると依存性も生まれるため、止められず薬毒の影響も同時に受け続けます。 

3種類以上の薬を服用している方は、倍の薬毒もあるため身体が重くなったりなど様々な副作用リスクも増えます。  

【治癒力の治し方】

私の治療ではいきなり薬を止めることはおすすめしません。

症状をみながら減薬、、症状が出なければその薬は必要ないと調整していきます。 

症状がないのに飲み続けてしまう方もおられるため相互に確認することで不調者さんも安心できる精神になっていき薬を一つずつ止めていけます。  
      
この〔安心できる精神〕も重大な要素です。 

仮に薬がないと不安で安心できない精神であれば薬は止めないほうがいいです。 

不安な精神のまま止めると様々な弊害も起こるため無理矢理薬を止めましょうとは言いません。  

また血圧で例えますが感情(喜怒哀楽)ひとつで血圧の状態も変わります。 

例えば、『怒り』怒った時は頭に血がのぼる感覚があるのがそのひとつです。それは実際に血圧も上がっています。 

病院で血圧が上がるのも『白衣性血圧』で不安や緊張感があるため通常より血圧は上がります。ですので本来の血圧は病院で測るものより少し低い傾向もあります。 

これらの理由から、薬を無理矢理止めると不安な精神状態になってしまう方は止めないほうがいいかもしれないとお伝えすることもあります。 

※血圧以外の薬でも同じです。  

【まとめ】

私の治療のおすすめは、症状の有無を本人がしっかり認識して薬がなくても大丈夫と言う精神と身体にする目的を持つこと。

もちろん不安なら薬を服用してください。

どちらの捉え方でも大丈夫です。  
     
このように徐々に薬を減らせる身体にすることは、治癒力をあげ健康な身体を維持できる秘訣になります。

薬の役割を認識して、それでも必要であれば使用するのも自由です、

しかし、副作用が不安で薬を止めたいと思う方はこのブログは向いているかもしれませんし、ご縁があれば治療に協力していきます!