【癒心健身】治療家が伝える治癒力のつくり方  

健康は1日1日の積み重ねが左右します!そのための知識・コツをお伝えしていくブログです。

【治癒学】防衛力の持続はマイナス状態を招く

防衛力は身体にとって必要な機能です。 

ただ過剰な反応が続くと身体に負荷がかかってきます。

例えば、

熱が長期間下がらない

筋肉の硬化が常時ある

アレルギー反応

長期間せきが止まらない

など原因は別々にありますが、これは身体を守る反応でもあり、治りにくい治療を行うと改善が難しくなります。

なぜ治りにくい状態になるのか!?

理由は、医療機関で行う薬物治療等は防衛力を促す治療に当たります。その他の症状を抑える治し方は防衛力が働きます。

痛み(炎症)をとるための成分を処理する働き

抑えていた状態から繰り返し痛みを発現する

体内の血管血液の掃除(異物排除)

など体外の状態が一時期良くなっても症状を繰り返すのは防衛力が優位になっているためです。

ではどのような環境が改善しやすいのかを解説します。

【改善・治癒力と防衛力のバランスシート】

治癒力と防衛力のバランスシートがあり、治癒力が低下すると防衛力が上がり身体を守る力が高くなります。

治癒力には血力・気力・神経といった細かい分類があります。 

例えば、気力がある人が薬物治療(防衛力)を受けても効果が見られるのはバランスシートが上手く機能しているためです! 

血力は食生活が自然に近いものを摂られる人は高くなります。 

その食べ物が薬の代わりになるため、安定した体内環境に変わります。

神経は自律神経も含めた体内環境です。
自律神経は交感神経・副交感神経があり、促進・抑制といった臓器の状態を保ち、炎症も関係します。 

ストレスを過剰に感じない精神状態も治癒力が安定維持されている可能性もあります。

このように治癒力が働いている場合は防衛力を高める治療であっても改善していきます。

反対に治癒力が低下し、防衛力が優位な人が防衛力を促す治療を行うと症状がなかなか取れない悪循環にはまります! 

ですので治癒力を促す治療は依存性が少なく治りやすい体内環境になっていくためおすすめの治療になります。 

ただ、治癒力を促す治療は主観的にみると分かりづらいのが欠点です。 

そのため、このブログを読まれている読者さんや私の施術を受けられている方は各記事で健康投資の糧にしてください。 

健身プログラム・治癒認識カード

https://anokenkou.hatenablog.com/entry/2020/02/19/190001

【記事まとめ】健身プログラム・治癒認識カード

健身プログラム&治癒認識カード

https://anokenkou.hatenablog.com/entry/2019/11/15/175911


健身プログラムで現在の大まかな目安を認識します。 

治癒認識カードでは医療機関や治療院に行く前、紙に記入し改善したら消していくシンプルな方法です。 

※症状が戻る場合はそこも把握します。 

※期限をつける 
期限がないと不確定な内容になるため意味がありません。
おすすめは3ヶ月です。 

この2つのシンプルな方法を行うだけで客観的に身体がわかり、良い手法を選べるきっかけになります!

【治癒学・防衛力】なぜ体外から異物が入ると熱が出るのか? 

それはウイルスや細菌を弱らせ免疫をあげるメカニズムです。 

と言ってしまえば答えはシンプルになります! 

熱があがる。と言う捉え方が違うだけで取るべき対策もかわるため基本に立ち返る必要があります。 

まず、身体は無意識の領域で精密に働きます。 

全身に血液(約10キロ)を運ぶために圧を調整したり、食中毒などの細菌が入り込んだ時は下痢で排泄し、自律神経で体内の促進・抑制を行います。 

これらの機能はごく一部で自分が意識しないで無意識に自動で働いてくれています。

・血圧が高いことが異常なのか? 
・圧が高くなる血液の状態が異常なのか?

・下痢を止める薬が有効なのか? 
・なぜ下痢が続くのかを認識することが有効なのか?

・熱が高いから下げたほうがいいのか?
・なぜ身体が発熱する状態なのかを認識することが有効なのか?

各々の認識でとる行動が変わります。 

治癒学の考えでは、身体の発するサインや症状は異常ではなく、正確に反応し治すための身体のしくみが働いている。

ただ、治癒力が落ち体外環境が悪いと精密度が落ちるため、何かしらの治療が必要になります。

主な要因は強いストレス、長期間の電磁波、添加物による胃腸(食道)の負荷、人工症状、長期間の薬物治療など 

これらの体内環境は治癒力より防衛力が働くため症状が治りにくい要因になります。

防衛力とは!?

極端な話、雪山で遭難した時に身体を守る環境、車の事故、異物の排出といったことが起きた時、必ず防衛力が働きます。 

その時の身体の状態から最善の反応を起こして身体を守る方に傾きます。 

車の事故は多くの人が経験する可能性も 

そしてなぜ治りにくいのか?には防衛力が関係します! 

まず衝撃を受けた時、瞬発的に筋肉(身体)を硬化させなければ骨や脳髄が守れません。

むち打ちは硬化した上で守れた結果になります。 

ただ、日常で筋肉を硬化した状態が続けば血行不良や神経の圧迫も常時あるため、様々な身体への影響が現れます。 

衝撃が強い場合は骨に小さなヒビが入るためなかなか治らないのは骨電・神経の影響が考えられます。

これらの要因(防衛力)の優先度が高いと治りにくいのはそういった理由です。 

緊急時は別に日常の環境(ストレス、添加物、電磁波など)でも防衛力が優先すれば同じく治癒力の程度も変わってきます。

このように治癒学では【治癒力と防衛力】を大まかに分けて治りやすい環境をつくるための目印として書いています。

【東洋医学】身体の○○タイプがわかる!〔陰陽エントロピー〕  

東洋医学に〔陰陽の法則〕があるように健康にはエントロピーのバランスが大切です。 

エントロピーは陰陽の性質があります。
そして現在悩んでいる状態はどちらの状態にあるのかを把握することが大切です!

・【崩壊のエントロピー

熱性、細胞の破壊、老化、エネルギー放出

過剰なものを破壊する役割

年齢とともに優位になっていく 

・【増殖のエントロピー

冷性、細胞の増殖、成長、蓄積、エネルギー凝集 

こちらに片寄り過ぎると、腫瘍・ガン細胞が増殖していく


どちらも必要なしくみで、バランスを維持していくと健康に近づきます。 

陰陽では、陰は物質の極みで〔水〕、陽の極みは〔気〕になります。 

〔血〕は流動性で陰陽のバランスをとっています。

エネルギーを発散すると陽になり、エネルギーが凝集すると陰になる。 


【病の傾向からわかるエントロピー

・○○炎や痛みがある人は崩壊のエントロピーに傾いています。 

熱性が強く、ストレスなどで身体に負荷があったり、感情的なタイプは注意が必要です。 

・冷えが強い、腫瘍、ガンなどは増殖のエントロピーに傾いています。

食品添加物や薬毒などにより、臓器や血液に異常があると、身体は蓄積に傾きます。(原因は様々) 

一説ではガン細胞は血液の異常を取り除くと言われています。 

【まとめ】

2つのエントロピーは身体を維持するため、それぞれ働く機能です。 

治し方によっては、エントロピーの崩壊になる場合があるので注意が必要。 

例えば、痛み(崩壊のエントロピー)を痛み止めで和らげる、薬が切れると痛みが出る。 

これは、エントロピーの傾きが改善していない例です。 

仮に何度か繰り返し痛みが消えた場合、冷性が強くなった可能性もあります。 

すると、本来ない細胞の増殖、腫瘍に傾く〔転換〕が起こる可能性も。

予防は、身体を客観的にみて、依存性(繰り返し)がないかを認識して改善を目指す方法が有効です。 

あくまで東洋医学の陰陽論がベースになるので例外はある可能性も否定できませんが法則と言う基本があると応用も可能になってきます。